☆ヘナ☆
ヘナと通常のヘアカラーの違い
ヘナとヘアカラー、ヘアマニキュアではこのような違いがあります。 あなたの髪と体に最適な選択をしてくださいね。
ヘアカラーは、日本の薬事法では、染毛剤(医薬部外品)と 染毛料(化粧品)に大別され、染毛料の代表的な製品として ヘアマニキュアがあります。
いずれの製品も、それぞれの特徴を知った上でご自身に合った製品選びを心がけてください。
ヘナ | ヘアカラー | ヘアマニキュア | |
認可 | 化粧品/雑貨 | 医薬部外品 | 化粧品 |
特徴 |
カラー選択の幅が狭い 天然ハーブ100%の製品は一部で、他のハーブや化学染料含有するものも多い 天然成分のみであれば化粧品登録できるがジアミンを含む製品は化粧品にも医薬部外品にも登録できない ただ、天然成分だけでは発色に限界があることから塩基染料やHC染料を含有し化粧品登録したヘナもある |
好きな色に染められる 染毛剤(カラー剤)の主成分は、パラフェニレンジアミンなどの酸化染料 |
ヘアカラーほど発色しない 主成分は化粧品に使用される染料で、ヘアカラーの染毛剤と比べるとアレルギー性が低い |
髪、体へのダメージ | 天然100%であればほとんどないが、染料を含有するものは影響がないとはいえない | 非常に大きい | ヘアカラーに比べ小さい |
色持ち | おおよそ1ヶ月 | おおよそ2ヶ月 | おおよそ2、3週間 |
染毛の仕組み | ヘナに含まれるローソンと呼ばれる赤色酸性酵素がケラチンと結合して発色する | アルカリ剤がキューティクルを開き、染料が浸透し、酸化剤が色素を脱色し、染料を発色させる | 髪のタンパク質と染料をイオン結合させて髪の外側に色素を付着させるため発色しにくく色落ちしやすい |
pH(酸性度) | 4〜5(弱酸性) 一番健康的な髪は弱酸性 | 9〜11(アルカリ性) | 6〜8(中性) |
ヘナのメリット/デメリット
ヘナは良いことだけが取り上げられがちですが、従来のヘアカラーに
比べると劣ることもあります。
ヘナの優れた特性と、ヘアカラーに比べて劣ることをよく認識した
上でご使用ください。
そうすれば、髪や体にダメージの少ないヘナを快適に楽しく使って
いただけると思います。
当店が扱うヘナの特徴
うちで扱うヘナは、お客様のご要望にお応えするため、ヘナの弱点を補うために 天然成分100%の製品に加え、
・植物成分による染料
・塩基、HC など化粧品に使われる染料
・ヘアカラーに使われるジアミン
を含む製品も取り扱っています。
最初のヘアサロンを開業して30数年。
その間、いくつものヘナを扱ってきましたが、今、お客様にとって最も優れたヘナがこのヘナだと思っています。
例えば、先にも書きましたが、ヘナには髪にダメージを与える染料、「ジアミン」を含む製品があります。
その含有量は、一般的なヘナで10%前後ですが、ウイングヘナの含有量は2〜3%に抑えられています。
このあたりも私がこのヘナを選ぶ理由です。
良いヘナを見分ける簡単な方法をお教えします。
それは、お湯でヘナを溶く時のお湯の量。
お湯の使用量が少ないヘナほど粗悪で雑な製法で作られています。
粗悪なヘナは、量を増やすために葉脈まで混入しますので水分吸収性に劣ります。
それに比べ、高品質の葉肉だけで作られたヘナは、粒子が細かく、水分吸収性に優れています。